はじめに
今回は大した記事じゃないんですが,月単位の目標を予め月初以前に作っていたらなかなか良かったという話です. もともとはRebuild.fmによく出てるhigeponさんが,何らかの目標を毎月立てて,あとで振り返りをしてるという話を聞いたことからなんですが,ちょうどやろうとしていたことがいつまで経っても消化されないなぁ,と思ってもいたのでやってみました.
月次目標の立て方
仕事にしろプライベートにしろなんでも良いと思うのですが,箇条書きにさっと書いてみます.月が始まる前に書くのが良いですが,月の途中でもやりたいことなどが出てきた場合は更新していました.ちなみに私の場合は,月の目標は仕事とプライベートで分けて管理しています.個人的にはGoogle Keepがおすすめです.Google Keepは他のノートアプリと比べて,整理する,ノートブックを作る,といった整頓作業がないので気持ちがだいぶ楽です.
3月の目標振り返り
私の立てた3月の目標は下記でした.打ち消し線は完了項目です.
形態素解析の理論と実装を読み切る- 自前の形態素解析エンジンのv0.1をリリースさせる(70%ぐらい完了)
ポッドキャストを月3回配信社員証をレザークラフトで作るキーケースをレザークラフトで作るテンキー的なキーボードのPCBを設計して作る- Travis CI及びCoverallsをGithub上で適用する(0%完了)
- Google Python Coding Guideを読み切る(60%ぐらい完了)
内容的にはこんな感じでした. もともとはダラダラと読んでいた形態素解析本を早く読み切りたいなぁ,と思ったのがモチベーションとして大きかったので,個人的には満足行く結果です.だいたい80%ぐらい体感的に完了しました.
月次目標のメリット
やっぱり目標として明記されるので,その月の予定を管理しやすいですし,達成したかどうかが後から振り返って判断できるのでとてもおすすめです.実は1月からやっていたのですが,このときは目標を詰め込みすぎて,1つも達成できなかった,ということもありました.なんやかんやで平日働いているわけですし,それなりに現実的な項目に落とすのもテクニックかなと思います.
これを続けていけば,年末などに自分のやってきたことを振り返れますし,今年になって何を習得したか?といったことも定性的でなく定量的にある程度見れて非常に良いです.
よく年始に「〇〇をする!」みたいな目標を立てたりしますが,年だと正直単位が大きすぎるので,うまくブレークダウンして,スケジューリングしないと,結局立てた目標すら忘れてしまう事態になりがちです.その意味では月という期間はモチベーションや記憶の維持にちょうどよい期間なのではないかと思います.
毎日目標もおすすめ
これは余談ですが,毎日のやることも実はGoogle Keepに箇条書きで前日に書いておくと,明らかにその日のパフォーマンスは良いです.今日最低限これやろう!というぐらいで書いておいて,それが終わったらさっさと退社する,という風にしたところ残業も減りましたし,プライベートな時間で色々開発やらゲームやら出来て,両面で充実して良いです. おしりを決めて,作業するという事を大事に今年は過ごしていこうかなと思います.
まとめ
とまぁ,なんだか意識が高そうな人の記事になってしまったのですが,実はこれは逆でこのようにシステマティックにやらないと何もやらない性格なので,こういう風なやり方を実践してみました,という報告記事になりました. 明日から4月ですし,ぜひ皆さんも月次目標立ててみてはいかがでしょうか?