
フィルムカメラにハマってしまった
去年あたりからフィルムカメラにどっぷりハマっています。最初は「一回くらい撮ってみようかな」くらいの気持ちだったのですが、あの独特の色味とか、撮り切るまでわからないドキドキ感が楽しくて、気づいたらカメラが増えていました。
フィルムを使い始めると、こんなことが気になってきます。
- どのカメラに今何のフィルムを入れてたっけ?
- このロール、現像に出した?まだだっけ?
- Portra 400 と Superia 400、どっちのほうが好みだったかな?
最初はメモアプリやノートで管理しようとしていたのですが、どうもしっくりこない。空だと思ってうっかりフィルム室を開けてしまいフィルムを台無しにしたり…ちょうどいい管理アプリも探してみたのですが、「これだ」というものが見つからなかったので、だったら自分で作ってしまおうと思いました。
Patora を作った
こうして生まれたのが Patora(パトラ)です。フィルムの入れ物であるパトローネから名前をとりました。App Store に公開しています。Developer programとClaude Code費用を少しでも回収できればと思いお小遣い価格を設定していますw
主な機能はこんな感じです。
カメラ管理
手持ちのカメラを登録しておけます。ブランドや種類(一眼・コンパクト・レンジファインダーなど)も設定できて、カメラごとにアイコン色が変わります。
フィルムのワークフロー管理
装填 → 現像中 → アーカイブ、という流れをアプリで追えます。「あのロール現像に出したっけ?」がなくなります。
撮影記録(Shot)
1枚ごとに撮影日・場所・メモ・参考写真を残せます。場所はGPSから自動入力もできます。撮り終えたあとに「ここで撮ったやつはどのフィルムだっけ」を追えるのが地味に便利です。
レンズ管理
交換レンズを登録しておいて、どのレンズで撮ったか記録できます。
iCloud 同期
iPhone と iPad で自動同期されます。
ほぼ全部 AI で作った
実はこれ、私がゼロから Swift / iOS を書いて作ったアプリです。とはいえ、iOS 開発はほぼ素人に近い状態でした。
そこで使ったのが Claude Code です。Anthropic の AI コーディングツールで、ターミナルから動かせます。「この画面を作りたい」「こういう動きにしたい」と話しかけながら開発を進めました。
SwiftUI の書き方から SwiftData の使い方まで、かなり手厚く助けてもらいました。自分だけだったら何ヶ月かかるかわからなかったものが、それなりに形になったのは Claude Code のおかげだと思っています。「AI と一緒に作る」という体験は、思っていたよりずっと楽しかったです。
アプリアイコンは Adobe Firefly で作りました。こちらも AI です。プロンプトを入力するだけでいい感じの画像を生成してくれるので、デザインが苦手な私でもそれなりのアイコンができました。コーディングからアイコン制作まで、ほとんど AI に頼り切った開発です。

むしろ大変だったのはコードよりも App Store への申請手続きでした。証明書・プロビジョニングプロファイル・App ID の設定、スクリーンショットのサイズ要件、審査用のメタデータ…とにかく何が必要で何をどこで設定すればいいのか、最初はさっぱりわかりませんでした。ドキュメントを読んでも情報が散らばっていて、「開発より公開のほうが難しいのでは」と何度か思いました。




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