I2C(Inter Integrated Circuit)のまとめ
- 同期式のシリアル通信
- マスターと1つと最大8つのスレーブによる通信が可能
- 伝送距離が短いので基板間の通信等に最適
- クロック線(SCL(Serial CLock))とデータ線(SDA(Serial DAta))の2本だけで良い
- 通信速度は100kbps(標準モード)、400kbps(ファーストモード)、3.4Mbps(ハイスピードモード)がある
- 電圧は最高で+5V、よく使われるのは+3.3V
- 速度よりもコストを重視している場合やホットスワップが必要な場合に適している
- I2Cはフィリップス社の特許だが2004年8月に失効していて現在はロイヤリティフリー
- SPIも同期式のシリアル通信だが、SDO(Serial Data Out)、SDI(Serial Data In)、SS(Slave Select)といったようにI2Cより多くの信号線が必要。ただしその分原理が単純で高速通信が可能。
I2C関連の略語
略語も意味から覚えたほうが覚えやすい。