subversionにローカルにファイルを残したままsvn deleteコマンドを実行できるオプション、--keep-localというのがあるんだが…実行できない。
ということでhelpしてみると、そもそもそんなオプションがないことが分かる。どうやらsubversion 1.5からの機能のみたい。
$ svn --version
svn, バージョン 1.4.2 (r22196)
コンパイル日時: Aug 10 2009, 18:00:04
$ svn help delete
delete (del, remove, rm): ファイルやディレクトリをバージョン管理から外します。
使用方法: 1. delete <パス>...
2. delete <URL>...
1. <パス> で指定された各項目を、次回のコミット時に削除するよう準備します。
これまでコミットされたことがないファイルやディレクトリは、直ちに作業コピー
から削除されます。<パス> が指し示す項目もしくはそれに含まれる項目のうち、
バージョン管理下におかれていなかったものや修正を受けたものについては、
--force オプションが与えられない限り削除されません。
2. <URL> で指定された場合、すぐにコミットが行われ各項目がリポジトリから削除
されます。
有効なオプション:
--force : 強制的に処理を実行します
-q [--quiet] : 最小限の情報だけを表示します
--targets <引数> : ファイル <引数> の内容をサブコマンドの引数に追加
して渡します
-m [--message] <引数> : ログメッセージを <引数> と指定します
-F [--file] <引数> : ファイル <引数> からログメッセージを読み込みます
--force-log : ログメッセージを含むファイルを強制的に有効にしま
す
--editor-cmd <引数> : 外部エディタとして <引数> を用います
--encoding <引数> : 文字エンコーディングが <引数> であるとして処理し
ます
--username <引数> : ユーザ名を <引数> と指定します
--password <引数> : パスワードを <引数> と指定します
--no-auth-cache : 認証情報をキャッシュしません
--non-interactive : 対話式の認証用プロンプト表示をしません
--config-dir <引数> : ディレクトリ <引数> からユーザ設定ファイルを読み
込みますならyum updateだ。しかしつまづく。
# yum update subversion Loaded plugins: fastestmirror Loading mirror speeds from cached hostfile * addons: www.ftp.ne.jp * base: www.ftp.ne.jp * extras: www.ftp.ne.jp * updates: www.ftp.ne.jp addons | 951 B 00:00 base | 2.1 kB 00:00 extras | 2.1 kB 00:00 updates | 1.9 kB 00:00 Setting up Update Process No Packages marked for Update # yum install subversion Loaded plugins: fastestmirror Loading mirror speeds from cached hostfile * addons: www.ftp.ne.jp * base: www.ftp.ne.jp * extras: www.ftp.ne.jp * updates: www.ftp.ne.jp Setting up Install Process Package subversion-1.4.2-4.el5_3.1.i386 already installed and latest version Nothing to do
そもそもCentOSはFedoraと違って安定思考なのでFedoraで入るものがすべてyumで簡単に入るわけじゃない。CentOSが安定版なのに対してFedoraは実験版なコンセプトですから（雑）
ということで一時的にdagというリポジトリを追加してsubversionを更新させませう。リポジトリ設定ファイルにdagの設定を追記すれば終わりです。
# vim /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo [dag] name=Dag RPM Repository for Redhat EL4 baseurl=http://apt.sw.be/redhat/el$releasever/en/$basearch/dag gpgcheck=1 enabled=1 gpgkey=http://dag.wieers.com/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt
で、yumすれば無事subversionが更新されます。dagリポジトリが追加されていることが分かります。
# yum update subversion Loaded plugins: fastestmirror Loading mirror speeds from cached hostfile * addons: www.ftp.ne.jp * base: www.ftp.ne.jp * extras: www.ftp.ne.jp * updates: www.ftp.ne.jp addons | 951 B 00:00 base | 2.1 kB 00:00 dag | 1.1 kB 00:00 extras | 2.1 kB 00:00 updates | 1.9 kB 00:00 Setting up Update Process Resolving Dependencies --> Running transaction check ---> Package subversion.i386 0:1.6.12-0.1.el5.rf set to be updated --> Finished Dependency Resolution Dependencies Resolved ============================================================================================================================= Package Arch Version Repository Size ============================================================================================================================= Updating: subversion i386 1.6.12-0.1.el5.rf dag 6.5 M Transaction Summary =============================================================================================================================
